アジア見聞録
韓国放浪の旅

韓国の住宅って羨ましいほど大きいやん
こんな感じの立派なお家がすごく目立った

ソウルの街もビジネス街を離れると、表通りには商店が多いが
裏通りに入ると住宅街が広がっている。

住宅街を歩くと韓国と日本の違いをはっきり見ることが出来る。
日本の住宅は木材が大きな部分を占めているが韓国の住宅は
赤いレンガ造りが圧倒的に多い。

童話「三匹の子ぶた」に出てくるレンガ造りの家が羨ましかったように
立派なレンガ造りの家が並ぶ韓国の住宅がとても素晴らしかった。
韓国の友人に「韓国は大家族主義で
一軒の家に3世帯が住んでいるケースが多いんですよ」と教えてもらった。

経済的にも独立するまで親が面倒を見るケースが多いらしいく、
家長の権威は絶対らしく、このような環境が
儒教の教えを現在まで強く引き継いでいるのだろう。

また、家の造りも寒さに対する造りが重要で、窓も二重になっている家が殆どだった。
これに引き替え日本の家屋は暑さに対する備えが主に造られ開放的なイメージなのだが、
全体的な雰囲気がすごく貧弱なように思える。

日本は豊かな先進国という自惚れを持っていたのが、
訪れる国々で豊かな生活を目の当たりにすると、
僕の住んでいる国、日本とはどんな国なんだろうと思うことが多い。

人口集中が激しく人口密度も相当厳しくなってきており、
この写真のような立派な一軒家はソウルの中心部には
成り立たない時代が来ているようで。
韓国も韓国らしさを維持していくのが
難しい時代になっていくのかなと思うようになった。

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