茨木・見山では、今も炭が焼かれています。

大阪府茨木市見山地区では、今も炭を焼く人たちがいます。
炭を焼くため山の樹が間伐され、山全体が活き活きしています。
でも、その作業は大変つらい作業です。
いつまでこの作業が続けて行かれるのか心配です。
その時が山の荒廃の始まりだからです。

これだけの木が窯の中に並べられます。この量にびっくりしました。
ご主人が窯の中で待機し、奥さんが木を運び込む。中腰の力仕事は想像を絶する重労働なんですよ。
並べ終えたら火入れです。窯の中を一気に高温にします。
煙の出具合を見て窯にふたをします。このタイミングが良質の炭を生むんです。
完全に熱が冷めるまで一週間ほどそのままに、窯を開ける時が楽しみです。
あんなにいっぱいあったのに黒い炭になると容積はすごく小さくなっていました。さぁ、運びだそう!
出来のいい炭に、とてもステキな笑顔・・・今までの苦労が報われた瞬間です。

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