P128 看板に見える「清真食堂」の清真とは、
          イスラムと言うことらしい・・・


  






 



















 西安では激辛ラーメンを食べたが、シルクロードで食べた麺のほとんどが「うどん」だった。麺の打ち方も日本のうどん屋さんと同じ雰囲気で、メリケン粉を麺打ち棒で平たくのばしていた。

 ここトルファンの「清真食堂」で出されたうどんの食べ方と言えば、ニラのような野菜と肉、うどんを油で炒め、お皿やどんぶりに盛られて出される。焼きうどん又は、炒めうどんという雰囲気だ。ほとんどの人はうどんと共に包頭(肉まん)を一緒に食べているが、そのボリュームにはびっくりさせられる。

 お店の雰囲気やお客さんの雰囲気がとても気さくで、日本人の僕にもみんなが話しかけてくれる。ウイグル語の一方通行の会話と、にこにこと笑顔を返すだけの会話だが、自分が今、ユーラシア大陸のど真ん中の砂漠地帯にいることを忘れてしまうほど、楽しく美味しい食事のひと時を過ごすことが出来た。

 看板に見える「清真食堂」の清真とは“イスラム”ということらしく、
シルクロードでは何処にでも見られる文字の一つだった。








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