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タエコ・メッツラー | ||||||||||
ポカリの新アメリカ日記(1) 「you are always more than welcome」 |
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いままでカリフォルニア州、ニューヨーク州、ミシガン州に居住したことがあるけれど、南部には住んだことがない私は、で少し不安だった。南部といえば保守的な人が多く、人種差別がひどいと聞いたことがあるからだ。 しかし住んでみるとなんとこのオースティンが一番好きになった。天気がいいし暖かい(厳密には暑いのだが)、そのせいか人々はとても陽気で親切で、知らない人が毎日たくさん話しかけてくれる。それに社交的な人が多いせいか、いろいろな会合がある。 ついこの間は子供達と散歩をしていたら犬がいる家があって、娘のかいりが動物が好きなのでなでたりしていると飼い主夫婦がやってきて、かめや金魚、ねこ、鳥も家にいるので入っていかないかといわれた、子供はかめやねこをだっこさせてもらって大喜びだった。(かめは迷惑そうに首をひっこめていたが。。)最初から最後までずっといろいろな世間話をしてくれて、帰る時には「you are always more than welcome」と何度も言ってくれたりした。不思議なところだ。 オースティンには外国人のための無料の英語の教室がたくさんある。しかも授業料もチャイルドケアーも全部無料だ。 私は日曜日は教会で子供達が聖歌隊の歌を教えてもらっているので、教会で牧師さんの説教を聞いている。月曜日は聖書と英語のクラス、火曜日は国際交流会、木曜日はCurrent Events という時事問題を討論するクラスに行っている。どれも教会でやっているので、場所代もいらない。木曜日の教会では外国人のために英語はもちろんスペイン語やクッキング、キルティング、編み物、裁縫、シャドーボックスなどを教えてくれる。 私は別にクリスチャンになった訳ではないけれど、週に4日も教会にいっている。 バイブルスタディの教室はアメリカの文化を知るには欠かせないと感じて、行きだした。その他国連の会合やサハリという虐待されるアジア女性を守る会にも参加している。 私はアメリカのこういうところは大好きだ。子育てする女性でも大学に通ったり、いろいろな会合に参加することができるからだ。それにしてもこんなに多くの教室を無料で奉仕しているなんて、アメリカではキリスト教が社会をリードしているようだ タエコ・メッツラー |
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