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この駅が町石道への出発点なのだ |
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駅から視線を移すと、こんなすてきな景色が |
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大門に向かっての登りが始まりました。 |
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町石道の名の由来、町石が所々に |
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ハーイ、みんな写真撮るよ! |
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今回のハイキングはすっかり観光気分!! |
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ランブラーズお馴染みの難波の店でのパーティです |
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大橋 美希さん |
9月の第2日曜日、私たちは高野山へ行きました。
難波駅から急行で一時間半、電車が進むにつれ車両は減り、単線になり、次第に標高も高く、山間部に入っていきます。
2ヶ月ぶりのハイキング、そして数ヶ月前に世界遺産に登録されたばかりの道を歩けるとあって、出発地点の紀伊細川駅には大勢の(60名程でしょうか!?)Ramblerが降り立ちました。みんな歩きたくてウズウズしていたのでしょうね(笑)
さて、私たちは彼岸花や稲穂の垂れ下がった田園風景にそって歩き始めました。途中、トンボが飛び交っているのをみたり、セミの声を聞いたり… Ramblersは私にとって、日常から離れ季節の移り変わりを肌で感じることができる貴重な機会であり、まだ4度目の参加ですが、毎月のイベントのひとつとしてすっかり定着しつつあります。
山道に入ると蒸し暑さも軽減され足取りも軽くなりました。メインルートの「町石道」には109m毎に合計180の町石があり、私たちは60町石辺りから合流して先ずは7町石の大門目指し山を登りました。1285年に完成した「町石道」は熊野古道、高野山と共に世界遺産に指定されたばかりです。
その名の通り「○○町石」と刻まれた石がありました。昔の人は一町ごとに合掌をされていたそうで、その参道は「祈りの道」とも呼ばれています。
私は旧友と話し、写真を撮り… 合掌とは程遠くワイワイ歩いていたのですが、緑の中を歩くのは本当に気持ちがいいものですね。
大門をくぐると山道から一変して、歴史的建造物や土産物屋の立ち並ぶ高野山の町に入りました。観光客に混じり、奥の院を目指す途中で立ち寄った金堂では、運良く東塔を拝んでいる数十名のお坊さんに遭遇しました。神聖な光景を見る事ができて本当に良かったです。
一の橋から始まる奥の院への参道は杉の大木と無数のお墓に圧倒されました。中には石田光成や織田信長など歴史的主要人物のお墓もたくさんありました。
駅へ向かう帰りのバスの中から、Hike途中のグループを見かけました。(手を振ったのですが気づいてもらえなかった)今回は奥の院を目指し<急ぎ足>だった私達と、会話を楽しみのんびり歩いた人達がいたようです。それぞれが好きなペースで歩けるのもRamblersの良さですね。
来月は私もマイペースで歩こうと思っています。皆さんたくさん話しかけてくださいね。
大橋 美希
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