今回のランブラーズで一番盛り上がった瞬間は?
大阪・奈良県境・生駒山へ
業を煮やた、ひとりの女性がいとも簡単に上げ、喝采を浴びていた・・・
  2006/2/12   

今日は参加者が少ないのかな?・・・とんでもない、こんなたくさんの参加者がありました!
さぁ、これからが楽しい山歩きの始まりだ!
なかなか、整備された道じゃないか!
楽しいイベントランチタイムです
楽しいけど、ちょっと寒いんです!
鳴川峠に向って!快調!快調!
千光寺にて、なにか御利益有りましたか?
鉄の下駄、3歩歩けると・・・・!ウフフ
ちくしょう!この錫杖、持ち上がらへんやん!
良縁をよろしくお願いします!
いちばんのおたのしみで〜す!

 

尾灯 隆広 さん

 2月のハイキングは生駒山に行ってきました。この日は晴天にもかかわらず、待ち合わせ場所の枚岡駅には15,6人程度。意外と少ないなあと思っていたら、最初の目的地の枚岡神社に着くころにはわらわらと増え、いつもと同じぐらいの人数になっていました。駅の反対側で待っていた人が結構いたようです。

 枚岡神社を抜けたらすぐに梅園が見えましが、ちょっと梅の時期には早かったようです。みなさん、「ちょっと早かったなあ」を口々に次なる目的地の展望台を早々に目指しました。私はこの日は、体調もよく、足取りが軽かったので気づかなかったのですが、梅園から展望台までの登り道は少しきつかったようです。

 展望台からの景色は大阪を一望。しかし、時代の流れかビルばかりで大阪城すら、どこにあるのか分かりませんでした。たぶん夜景はかなりきれいに見えると思います。でも、夜にあの登り道は危険かもしれません。

 展望台の景色を一望し、達成感に満たされているところに、追い討ちをかけるような次の目的地までの登り、しかし、鳴川園地までの登りは息を切らす人もいなかったので、それほどきつくはなかったようです。鳴川園地のきれいな芝生の上で昼食。夏場なら昼食後に「昼寝をしたい」と言う人も出てきそうでしたが、吹さらしで寒かったのでわがままを言う人もいませんでした。

 ここからはもう平坦と下りの道。みなさん、足早に進んでいました。首切り地蔵のある鳴川峠の分岐点を抜けて千光寺へ。今回のランブラーズで一番盛り上がったのが千光寺でした。

 千光寺のお堂の前には「鉄下駄」と「錫杖」があり、書いてある謂れによると、「男性はこの錫杖を3度上げると、女性はこの鉄下駄で3歩歩くと良縁に恵まれる」ということでした。健脚ランブラーズの女性陣にとっては何のこともないもの。チャレンジャー全員、鉄下駄で3歩歩けたそうです。中にはそのまま家まで帰れそうな人も。

 しかし錫杖はなかなかの曲者。私は何とか面目を保ち上げることができましたが、どうしても上がらない人が2人いました。彼らの名誉のために名前は伏せておきますが。どうしても上がらない2人に業を煮やして、名乗り上げたランブラーズのひとりの女性がいとも簡単に上げ、喝采を浴びていたときが、今回のランブラーズで一番盛り上がった瞬間でした。このあと錫杖を上げることができなかった2人は団結して、次回ランブラーズで千光寺を訪れるまでに、体を鍛えようと語り合っていました。

 次回ランブラーズで生駒山、千光寺を訪れたときにこの2人がどのようにしてみんなを笑わせて・・・ではなく、驚かせてくれるか楽しみです。


                尾藤 隆広