2004年1月号 no.105号

2005年(平成17年)度
新しい年を迎え新春のご挨拶を申し上げます。
(旧年、2004年度の反省と2005年新年を迎えるにあたって)
 昨年1年間の活動を振り返って、
反省点と今後の方針をここに記したいと思います。
福西守雄
最近のランブラーズは、参加者がかなり増えてきております。
このことはいいことなのですが、反面、問題点も出てきております。
 昨年特に目立った事柄として、
集合時間に遅れてくる一部の人たちが目立つようになってきているということです。

特に日本人の一部の人たちの10〜20分遅れは当たり前というふうになっております。
ほとんどの外国からの人たちは、少なくとも10分前には集合しています。

その遅れてくる人たちが、リーダーを務める私の携帯に、
当然のようにむやみに電話が入ります。
集合場所を出発して、歩いている最中でも電話が入ります。

そのためリーダーとして本来やらなければならない事柄が、阻害される事態になっています。
参加者全員をまとめ、行き先の案内、新しく来られた人たちへの心配り、
サブリーダーとの連絡、等々やらなければならないことが多くあります。
そのことについて差し障りが出てきております。

 26年間のランブラーズの活動おいて、何か問題が起こった場合、
常に設立の原点に戻って考えることにしています。

ランブラーズの設立の目的は、山や自然を愛好する外国からの人たちと
ハイキングを楽しむことにあります。
その人たちは、地理不案内でもあるし、日本語がよく読めないこともあって、
標識や案内板等の情報がうまく利用できない、
それゆえ単独での山行きに不安を感じる、
その人たちの手助けをするということでした。

早く言えば、我々日本人は、ボランティアであったのです。
それゆえの組織者としての役目、心配りが必要とされています。
同じ歩くにしても、少なくとも、前を歩くメンバーの姿を見失わないように、
各自が注意をし、連絡を取り合う等、
立場を自覚して、行動していただきたいのです。

その中で様々の場所を訪れて、交流をする、
当然日本文化の紹介なども行われる事でしょう。
お互いの文化や長所等を学びあうところでもあるのです。

 集合時間に遅れるということは、マナーに反するという事です。
時間を守って来ておられる人たちに直接迷惑を掛けるということになります。
マナーを守らなければ参加資格がないと考えていただきたいのです。
多くの様々の国から来られている人たちは、黙って我々の行動を見ております。
その辺をよく理解していただきたいと思います。

今後、集合時間の10分〜15分前に来るつもりで集まってください。
そしてその集合時間を10分過ぎますと、集合場所から出発します。
この間20分ほどの余裕があるはずです。
そして、出発時おいて、携帯の電源を切ります。
これはリーダーとサブリーダーとの連絡用に使いますので、
その他の連絡は出来ないと思ってください。
団体行動ゆえの規律を守っていただきたいのです。
今年1月からこの方針でゆきます。

今年もまた楽しく、有意義に、野山をハキングをし、
交流を深めていくためにもマナーを正しく、
そして、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

                       福西守雄

表紙に