アジア見聞録
韓国放浪の旅

韓国国鉄ソウル駅は東京駅そっくりだった。
あれっ、東京にいるんかな?そんな感じのするソウル駅でした。

韓国国鉄の中央駅を探し求めてソウルの街を歩くと
高層ビル群の中にクラシックな駅が見えてきた。

東京駅に似たレンガ造りのクラシックな建物が韓国最大の鉄道駅ソウル駅だ。
線路をまたぐ形で建っているので、正面入り口は建物の横に位置し、
駅舎が小さく感じられたが全体像は大きな駅だ。

韓国にもフランスの世界最高速のTGVが施設されるだが、
その時にも、この重厚な建物が残っているといいなぁと思う。

建物に入り、階段を数段上ると本当のコンコースが目の前に広がっている。
ぐるり回りを見渡すとコンコースの片隅に切符売り場がある。
今回の旅はソウルから、いろんな都市を訪ねてみようというのが目的の一つだったので
早速切符売り場に向かう。

切符売り場を一見した時の感じでは日本の駅と同じような感じだったので
切符を買うのに何の苦労も無いように思えたのだが、
行き先や料金表を見た時、あのハングル文字のオンパレに絶望的になってしまった。

今までに訪れたどの国よりも鉄道での一人旅が難しいように思った。
周りを見渡しても我々と同じような容姿の人が歩き、日本に居るのと同じ雰囲気なのに、
どうしてこんなにコミニケーションが難しいのだろう。
とソウル駅の切符売り場で立ちすくんでしまった。

(日本に帰って聞いた話によるとローマ字表記も多いとのことだった。
ハングルにあがってしまい冷静さを失っていたのかも知れない。)

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