アジア見聞録
韓国放浪の旅

天安独立記念館に行く
広大な敷地にとにかくでかいモニュメント、この後ろに展示棟が広がる

韓国の歴史を振り返り
「これからの韓国はどうあるべきか」
との願いを込め、韓国独立記念館という施設が
国民の寄付によって作られたというので天安へバスの旅をした。

片側4車線、まっすぐに延びる高速道路をバスで走ると
ソウルから4時間ほどで天安市の中心、長距離バスターミナルに着く。
途中窓からの景色は、広大な平地に稲田が広がり
国土面積に比べ利用できる面積の大きさに、
韓国の潜在的な豊かさを感じる風景だった。

韓国・天安で知り合った李さんの車で独立記念館に連れってもらうと
月曜日で休館日だったので、翌日もう一度出直すことにする。

翌日も真っ青な青空が広がる韓国の秋、
駐車場に車を止め、ゲートに向かって歩くと広いこと広いこと、
ゲートまでの石畳、ゲートからも石畳がずーっと続き
石像のモニュメントが天を突くその先には、
奈良の大仏殿よりも大きな建物がそびえ立っている。

この大きな建物も一種のモニュメントで、
独立記念館の展示棟が大きな建物と背後の山との間に広がり、
一号館から年代順に7号館の現代の国防までが展示されている。
展示内容は一貫して日本からの侵略の歴史を伝え、いかに独立し、
豊かで強力な国を作ろうとの趣旨で一貫されている。

僕たち日本人が近代の歴史、
出来事を学ばなさすぎるのとは反対に
反日、富国のための徹底した歴史教育の現場だった。

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