ポカリの日記  タエコ・メッツラー
カイリの日本の幼稚園(1)
我が第一子もようやく幼稚園児となったわけだ!
第3子ルクです
いかが? わたしの制服姿
 2003年にマークが日本で1年間研究することになって、8月24日に私たちは東京の中野区に引っ越してきた。その時私は一番下のルクを妊娠していて、臨月だった。のにもかかわらず、マークはポーランドで学会あるとか言って、行ってしまった。

 そんな無責任な。。急に陣痛でお腹が痛くなったら、誰が上の子たちの面倒を見てくれるんだろう。親や親戚はみんな関西にいるし、夜中でも子供を見てくれる友人なんて近くにいないし。。

 マークは一番上のカイリと2番目のトミーが予定日ぴったりに生まれたから、ルクも絶対予定日に生まれる、って信じていて、その上私がきっちりした性格だから絶対予定日に生まれるはずだ(なんでや?)、と思っていたそうだ。

 でも予定日の1か月前にお医者さんに、「赤ちゃんが下に降りてきているし、3番目だからいつ生まれてもおかしくない」、と言われて、私はすごく心配だったのだ。

 結局ルクは予定日より10日早くうまれたんだけど、ちょうどマークが学会を終えて帰ってきていたのでよかった。ほんまに頼むで!って感じ。(そんな事をいいたいんじゃなかったんだ)

 そのルクが生まれてまだ10日しかたっていなかった時に、私たちは(家族5人)カイリの幼稚園の面接にいった。よい経験になると思ったから、どうしても日本の幼稚園に入れてやりたかったのだ。でもカイリはまだトイレトレーニングはできてなかったし、短期間(1年)だけの滞在だったから、断わられるのではないか、と思ってドキドキした。(父親は外国人だし。。)

 でも園長先生はとてもやさしくて、もう次の日から入ってもいいと言ってくださったのだ。(あーよかった)さっそく(高い)制服を購入して、我が第一子もようやく幼稚園児となったわけだ。
                                             (つづく)