朝からウイスキーの試飲?ほろ酔い状態でハイキング?
京都・天王山へ
今までのランブラーズではあり得ない程の楽々コースで、
見所満載で楽しかったです♪
  2005/12/11   

標高270.1メートル。天王山山頂

 

杉本 淳子 さん

極寒の中、私たちは京都の天王山に行きました。
真冬並の寒さも手伝ってか、前回に比べて参加者が少かった様に思います。

阪急の水無瀬駅で降り、少し歩いて桜井駅址に立ち寄り寄りました。
桜井駅址は、楠木正成・正行父子の決別の地として知られ、現在は公園になっているそうです。
こんなにも早く最初の目的地に着いていいのだろうか・・・と少し戸惑いましたが、

実は、これからがハイキングの始まりでした。いきなり、私たちを待ちかまえていたのは、きっつい登り坂でした。
「足に身が入るなぁ」「もうすでに筋肉痛」そんな事を言いつつ、向かった先が水無瀬神宮。
門には、名刀を盗みに入ろうとした時に残したという石川五右衛門の手形がうっすら付いていました。たぶん、あれは左手ですね。

中に入ると日本名水100選のひとつ「離宮の水」があり、たくさんの人が水を汲みに来ていました。私も一口飲んでみました。まろやかで、癖がなく飲みやすいです。

水無瀬神宮をあとにし、比較的細い道路をひたすら歩いていくと、サントリー山埼工
場が現れました。
私は、朝からウイスキーの試飲?ほろ酔い状態でハイキング?と勝手な妄想を抱いて
いましたが、予想ははずれ、ただの素通りでした(笑)。

車道から山道に入ると上り坂がきつくなり、言葉数が少なくなってきました。
体が暖まったころ、目の前に広場が現れました。「やっとランチタイムだ♪」とウキウキしてたら、「まだランチタイムじゃないよー」という声が聞こえてきてちょっとガックリ。
でも、展望台から見る景色がさっきのしんどさを忘れさせてくれました。
宝積寺に立ち寄よったあと、お待ちかねのランチタイム。

いつもなら頂上で汗びっしょりのハズが・・・強風の中、私たちは凍えながら冷た〜いお弁当を食べていました。
隣では遠足の子供達が、寒さなんか何のその・・・先生と一緒に踊っていました。
記念撮影後、下りを一気に降りて柳谷観音に行きました。
お茶屋さんもあったので、わらびもちとほうじ茶をいただき、身も心も少し温まりました。
境内の端には門構えがあり、何やら説明書きが。

「空海(弘法大師)の法力による独鈷水(おこうすい)があり、眼病に効くことで知られ
ています。」
早速この水を飲んでみると、これまた癖がなく冷たくておいしかったです。
その後1時間半ほど歩き、長岡天神に着きました。
学問の神様なので、「しっかりお参りせねば」と気合いが入りました(笑)。

今回のハイキングは、見所満載で楽しかったです♪
それに、今までのランブラーズではあり得ない程の楽々コースで、
これならハイキングが始めての方でも気軽に参加出来ると思いました。 

                               明石さんの友達の杉本です。