月穿潭底(げっせんたんてい)

この気功は月の光が深い沼の底に達し、幽玄な世界を青白く映し出すという幻想的な動きです。月の光を象徴する手指の動きに連れて背中の膀胱経が刺激されます。

膀胱経は背中の両側にありここには内臓のすべてにつながる兪穴というつぼがあります。
膀胱経を整えるということは、ないぞうのはたらきをととのえるということです。

幻想的な月を見ながら秋の夜長こんな気功をされるのも良いのではないでしょうか。

両手を中指と人差し指を伸ばして剣指にして行います。

気持ちよくやることが一番です。
かたちにとらわれないで池の中に月が映りその光が底まで届いているなんて最高でしょ。

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